西大路太子道の交差点近くにあるパン屋さん。店名もそのまま太子道を名乗っています。
天然酵母を使ったパンで、種類は菓子パン、惣菜パン、サンドイッチ、ハード系など一通り揃っています。少し甘めの生地に、やや過剰なほど具が詰まっているのが特徴で、餡とたっぷりバターを詰めたあんバタのようなＢ級なおやつ感覚のあるパンがハマります。玄米・全粒粉・米粉などを使ったパンもあり、特にモチモチした米粉パンはオススメ。人気の塩麹の豆パンも美味しいです。（大）

新丸太町通の常磐野小と嵯峨野高のそばにあるパン屋さん。昨年３月に円町から移転しました。
パンの種類は惣菜パン、菓子パン、食パン、ハード系など揃っています。パンは１００円か１２０円がほとんどで、学校の近くでこの値段でこの美味しさは、子供たちに向けたお店の志でしょう。卵と牛乳を使わず国産小麦１００％を使用した無添加食パンの番長の角食パンもオススメですが、しっとりした食感を生かすには焼き過ぎに注意。イートインもあり、１００円でコーヒーが売っています。（大）

園部の新興住宅地の一画にある天然酵母のパン屋。以前亀岡にあったが、園部に移転した。
客が３人も入れば一杯になる店内には、菓子パン、惣菜パン、食パン、ラスク、クッキーなどが少しずつ並ぶ。店名の付いたウサギ形のパンをはじめとした薄味の子供向けのパンをメインに、作り手の人柄を反映した雑味のないピュアなパンを焼いている。どれも一貫したテイストがあるが、大人には食パンやバケット、チーズやベーコンを使ったパンなどがお薦め。値段はとても良心的。（相）

東大路の叡山電鉄元田中駅の踏切を越えたところにあるベーグル専門店。
客が２、３人で一杯になるような小さな店で、１５種類ほどのベーグルが並んでいる。ベーグルとしては少し柔らかめで、もちもち感が強く、ベーグルが苦手という人もファンになるだろう。どれも美味しいが、プレーンやプレーン生地にくるみや粒餡、クリームチーズを入れたタイプのものが生地の良さが生きていて特にお薦め。１個のサイズが大きく、プレーンの１４０円から２００円までと安い。（相）

かやぶきの里の外れ、知井八幡宮下にある米粉のパン屋。
パンの種類は常時２０種類ぐらいで、玄米パン、チーズ、くるみ、枝豆、餡、玉葱などがある。パンは米粉を使っているためにもちろんもちもちしているのだが、普通の米粉パンよりしっかりご飯の味がするのが特徴で、噛めば噛むほどお米の味がして美味しく、行ったら買いたくなる。かやぶきの里の観光客が主な客層で、どんどん買って帰る。売り切れ仕舞いなので、早めに行くのがいいだろう。（相）

阪急桂駅西口駅前にある大きなパン屋。
パンの種類はハード系、食パン、菓子パン、惣菜パンなど何でも揃っているが、郊外の住宅地らしい、客を選ばない普段使いのパンである。トングで持ち上げられない柔らかさのクリームパンがお薦め。ケーキやマドレーヌなどの洋菓子類も作っており、カフェも併設していて、ランチも出す。併設のカフェでは、ランチの他、ケーキや買ったパンを食べられる。地元で最も利用されているパン屋であり、常に客足が絶えない。（相）

京阪藤森駅すぐの名神の高架下にあるパン屋。
パンはハード系とブリオッシュ系に大別され、それぞれ種類は豊富にある。ハード系は、生地を生かしつつ様々な素材・食材を練り込み、組み合わせたもので、決して派手ではないが、絶妙のバランスの繊細な美味しさを出している。ブリオッシュ系も、具との組み合わせや焼き具合をとことん追求した逸品が多い。どれも作り手の意図が見事に結実したものになっていて、京都を代表するパン屋の一軒と言えるだろう。値段も良心的。（相）

烏丸錦を西に入ってすぐのビルの１階にあるお洒落なパン屋さん。
一乗寺の欧風レストラン「西洋膳所おくむら」の経営で、これまで一乗寺に併設されていたのが、烏丸が本拠になりました。ハード系が中心で、最近京都に増えてきた本格的で尖鋭的なパン屋ではなく、町の美味しいパン屋をさらに美味しくしたような普段使いのパンを焼いています。ハード系以外では、何種類かあるカレーパンがおすすめです。他に祇園店と京都駅店があります。（大）

柳馬場三条下るにある小さなパン屋。
種類は少ないが、ハード系、惣菜パン、菓子パンと色々ある。サンドイッチを看板としていて、三種類のパンと何種類かある具の組み合わせを選べ、本格的で美味しい。しかし、さらに少しだけ置いてある焼き立てパンが素晴らしく、菓子パンやキッシュなど甘さや塩加減と素材のバランスが絶妙で、すっきりとしていて旨みがあり、センスを感じさせる。店名を冠した風味のいいマハロヌイも何個か買いたくなる逸品。値段はとても良心的。（相）