洋菓子・スイーツ２

国道１６２号線（周山街道）に面した道の駅「美山ふれあい広場」の前にある美山牛乳の工房。
美山牛乳を使ったスイーツや食品の工房に併設された直売店で、アイスクリーム、シュークリーム、プリン、モッチァレラチーズなどを売っている。たとえばシュークリームのシューの部分は改善の余地があるが、牛乳を使った部分はすべて美味しい。工房でその場で食べられるアイスクリームが絶品で、ソフトクリームもいいが、果物などの地元素材を使ったジェラートがお薦め。（相）

桂の住宅街にある抹茶洋菓子の店。桂小学校前の信号を上がった、山田製油の一筋東の通りにある。
店内は大人一人がやっと立てる景品交換所のようなスペースで、台上のメニューのみを見て注文をして買うというシステム。生菓子と焼き菓子があり、味は抹茶の他に、カカオ、レモンなど何種類かあり、どれも美味しいが、やはり抹茶が圧巻。抹茶の使い方が尋常ではなく、なかでもシュークリームは突出している。しかも全品１００円以下という儲け度外視の価格設定で、まさに桂の穴場である。（相）

藤森駅から徒歩５分ほどの深草商店街にある芋の看板が目印の老舗さつま芋専門店。
昔ながらの雰囲気の店で作っているのは里浦産の鳴門金時を使ったスイートポテト２００グラム４００円、焼き芋４００グラム６８０円、ソフトクリーム２００円の３種類。薄皮でさらっとした蜜をからめたスイートポテトは、素材の良さが存分に味わえ、後を引く美味しさ。ソフトクリームは、コーンが安物なのが惜しいが、濃厚な芋の味が素晴らしく、前を通ると食べたくなってしまう。（相）

中世以来の町堂として知られる因幡薬師（平等寺）の門前にひっそりとある小さな洋菓子店。
２、３人も入れば一杯になる店内には、ケーキや焼き菓子が可愛らしく並べられている。ケーキの種類は多くなく、タルト、ミルフィーユ、チョコレートケーキなど１０種類程度。濃厚なのに重くなく、シンプルなのにゴージャスで、パティシエの個性が一貫しており、どれを食べても間違いがない高水準のケーキである。クリスピーな皮に濃厚カスタードが詰まったシュークリームも逸品。（相）

祇園にあるお洒落なカフェ。
メニューはコーヒー・紅茶などとボットケーキをはじめとするスイーツがあります。４センチほどの厚みのある「幻のホットケーキ」が名物で、焼き上がるのに３０分ほどかかりますが、独特のふっくら感や香ばしさがある逸品。これに好きなだけメープルシロップをかけて頂きます。１００円プラスで付く季節のトッピングはぜひ付けたいところです。コーヒーも美味しく、ゆっくりするのに適したカフェです。夜７時からはバーになります。（大）

柳馬場錦を上がったところにある京野菜ケーキが看板の店。
京野菜のスイーツは、牛蒡のような個性の強いものも含めてしっかり野菜の味を活かしながら美味しく食べられるように工夫している。京野菜ケーキ・京野菜プリンなどは旬によってラインナップが変わるので行った時に気になるものを選ぶことになるが、面白いケーキは早めに売り切れる。錦ロールも生地に旬の野菜のペーストを練り込んでいる。全体にまだ試行段階という感じだが、期待の一軒。（相）

西大路妙心寺道の角、北野中学校南隣にある小さなケーキ屋さん。
種類は少なく、シュークリーム何種類かとスフレ、チョコレートケーキ、季節に合わせたケーキ、生チョコや生キャラメルなど。オススメはシュークリームで、定番の生クリームとカスタードをはじめ、ショコラや抹茶など６〜７種類あります。少し小さめですが、すべて３００円以下とリーズナブル。チョコレートケーキも美味しいです。カフェスペースで頂くショコラ・ショーも人気があります。（大）

高辻室町を少し西に行ったマンション１階にあるケーキ屋さん。
ムースやタルト系のケーキが主力で、洋酒をしっかりきかせた、シンプルながらも尖鋭的なケーキを作っています。マカロンや焼き菓子も含め、本格的な洋菓子をずらりと揃えていて、京都のケーキ界が大きく変わってきたことを象徴する一軒です。マカロンもケーキと同じぐらい種類があり、完成度が高いです。濃厚なシュークリームがまた美味しく、これもオススメです。（大）

御所南にある小さなケーキ屋。
ロールケーキを中心に、シュークリーム、プリンなどがある。玉子のきいた生地が特徴のロールケーキは、シンプルなプレーン、カスタードと生クリームを巻いた竹屋町ロール、フルーツ入り、抹茶、餡入りなどがあり、１本１３００円前後、カット３００円弱。無添加で甘さ控えめなので、家族で安心して食べられるケーキだ。完成度が高いシュークリームの竹治郎もお薦め。メニューは日替わり・数量限定で多くなく、売れ切れていることも多い。（相）