双ヶ丘の西麓にある昭和３８年創業の老舗ケーキ店（最初は二条駅前にあったそうです）。パティシエは京都洋菓子界の重鎮です。
ケーキの種類は豊富で、ふつうのショートケーキだけではなく、面白いものが色々あります。８４歳にしてなお矍鑠たる人間国宝的パティシエは新しいスタイルも取り入れていますが、味は古典的な懐かしい味で、童心にあふれた遊び心も感じさせます。値段は良心的で、とくに安くて濃厚なシュークリームはオススメです。（大）

七条壬生にあるチーズケーキのお店。
京都では珍しいチーズケーキ専門店ですが、ベイクド、ニューヨークフロマージュ、チーズタルトなど１０種類ほどのチーズケーキが並んでいます。繊細で芸術的なチーズケーキというよりは、素朴で家庭的な、チーズの素材を味わうタイプのものです。それぞれ違うチーズケーキに仕上がっていて、小ぶりなので、いくつか買って食べ比べるのがオススメ。プリンや焼菓子なども少しだけあります。イートインもあります。（相）

一文橋交差点と東海道本線の高架の間、府道２０３号線沿いにあるケーキ屋さん。
シンプルでちょうどいい甘さのケーキは、どれを選んでも安定した美味しさを持っています。竹の里らしく竹炭スイーツを一つの看板にしていて、乙訓竹炭ロール、竹炭バウムクーヘン、竹炭パウンドなどがありますが、ほろりとした生地の苦味とあっさりした生クリームがフィットした乙訓竹炭ロールが特にオススメです。店名はミルクを意味するフランス語を重ねたものです。（大）

今熊野の交差点近くにあるホットケーキで有名な甘味処。
メニューはホットケーキ、パフェ、あんみつ、夏季にはかき氷などがある。ホットケーキはバター、小倉クリーム、フルーツがあり、アイスクリームと生クリームを両方付けたり色々できる。ホットケーキはどら焼きの生地に近く、相性のいい小倉クリームが定番で、笑顔が出る美味しさ。どのメニューもボリュームがあり、値段もとびきり良心的で、素通りすることのできない名店だ。（相）

油小路八条を下がった、伏見稲荷大社の御旅所の北側に隣接するケーキ屋さん。
間口が狭く目立たない外観の店内は、仄暗く、細いカウンター状になっていて、すし屋のネタのようにケーキと焼き菓子が並んでいます。ケーキは独特の個性に溢れていて、形状もユニークです。上質の素材を贅沢に使い、洋酒もたっぷり使っているのですが、すべてが快の方向に向かっていて、美味しさを極めています。店内に酒を持ち込み、立ち食い、立ち飲みをする人もいるそうです。（大）

夷川高倉を東に入った家具屋通りのマンション１階にあるケーキ屋さん。
ピースのケーキは１０種類ほどでしょうか、あとは焼き菓子が豊富にあります。ケーキは濃厚で、しっかり甘く、パイ生地の部分は堅く香ばしく焼かれ、クリームやチーズやナッツなどもたっぷり使い、フロマージュや洋酒のきいたオペラなどをはじめ、日本向けにしていない本場志向の味です。１個は少々高めですが、１個で満足できるケーキです。堅く焼いた大きなクロワッサンもオススメ。（大）

イオンモール京都五条の西エスカレーターを上がったところにあるフローズンヨーグルトのお店。
１９７６年にハワイで創業したヤミヨーグルトの日本店で、カロリー控えめのフローズンヨーグルトのスイーツを提供しています。メニューとしては、ヘルシーとは言え十分濃厚なフローズンヨーグルトを使ったワッフル、クレープ、パフェ、スムージーなどがあり、酸味を重ねてベリー類やアサイーを使ったものがオススメ。酸味が苦手な人には普通のソフトクリームもあります。（大）

京福電鉄嵐山本線帷子ノ辻駅からすぐ、太秦大映通り商店街にあるギャルショップ風のケーキ屋。
生クリームや水から、抹茶は京都一保堂のものを使うなど、素材にこだわったスイーツを作っている。種類はパティシエが得意だというプリン、シュークリーム、シフォンケーキ、ロールケーキの４種類に絞っていて、それ以外に焼き菓子が少々ある。ケーキはどれも生クリーム主体であまり差異がないが、その中では生地とクリームのバランスがいいロールケーキがお薦め。プリンも美味しい。（相）

昭和３０年創業のアップルパイで有名なケーキ屋さんの本店。綺麗な支店が多いですが、本店は歴史を感じさせるレトロ感があります。
チーズケーキやショートケーキ、焼き菓子など色々作っていますが、看板はアップルパイで、京都人にとってアップルパイと言えばバイカルという身近な存在です。アップルパイのサイズは４種類、酸味が強い青森産紅玉リンゴをたっぷり使い、甘過ぎず、雑味のない、シンプルな飽きの来ない味です。パンも美味しく、ベーカリーとしても使えます。（大）