洋食１０

御池通りから東洞院通りを少し下がったところにあるカレーとオムライスが看板の洋食屋さん。
メニューはカレー・オムライス・揚げ物・定食などがあり、カレーは香りよりコクを重視した欧風カレーで、そのままでも美味しいのですが、洋食屋ならではの油切れのよいカツやフライが合います。オムライスはとろとろと言うよりほとんど卵かけご飯のような感じで、個人的にはオムカレーの方が好みです。定食に付く具沢山の味噌汁も美味しく、夜も同じ値段で、気軽な定食屋感覚の洋食屋です。（大）

一乗寺の東大路沿いにある洋食屋さん。宝ヶ池にある名店グリルじゅんさいの初代が、本店の方は息子さんに譲って営んでいる小さなお店です。
メニューは洋食の定番は揃っていて、日によってメニューにない料理も出たりします。日替わりランチ８３０円もお得ですが、オススメは夜も食べられるシェフおまかせのＡセット１１００円とＢセット１３００円で、ハンバーグや揚げ物などをたっぷり５品盛り合わせたものです。派手さはありませんが、丁寧に作られた懐かしい洋食が味わえます。（大）

嵯峨釈迦堂清凉寺門前、嵯峨小学校そばにある老舗ステーキハウス。
炭火焼きステーキを１５０グラム８９０円からとリーズナブルな価格で提供しています。オーストラリア産の加工肉を使っていて、どういう処理をしているのかハムにも近い独特の食感で、それを大根おろしポン酢で食べると、Ｂ級グルメ感のある美味しさがあります。付け合せがまったくないので、コーンスープやサラダを付けた方がいいでしょう。
北区紫竹に姉妹店の北山店があります。（大）

御所南小学校の向かいにあるフレンチテイストの洋食屋さん。
夜は高級店になりますが、ランチは２３００円からあり、突き出し・サラダ・豚汁・香の物・コーヒーが付き、丁寧に作られています。特に豚汁は絶品。オススメはないとうの味が色々楽しめるスペシャルランチ２５００円で、ハンバーグやエビクリームコロッケ、前菜とサラダの野菜など、旬の素材を生かした濃厚な味で、とても美味しいです。
日曜日にはモーニングもやっています。（大）

京福北野線龍安寺駅そばにある町家の洋食屋。
メニューはヒレステーキとビーフシチューと海鮮焼きで、靴を脱いで奥の３畳ほどの不思議な鉄板部屋に入り、目の前で繰り広げられるベテランシェフの真剣な焼き技を見ながら頂く。丁寧に焼かれるヒレステーキは柔らかく肉のうまみもあり、十分に満足できる。ビーフシチューは伝統的な洋食の仕事で、少しトマトの酸味があるタイプだが、コクがあり、ご飯に合う。ご飯や味噌汁も美味しい。隠れ家的ではなく、まさに古都の隠れ家である。（相）

吉祥院の住宅街、御前通りの市バス吉祥院高畑町の前にあるステーキとハンバーグの店。
メニューは、ステーキとハンバーグを中心に、ビーフやポークのカツ、エビフライ、チキンやポークのソテーなどの洋食がある。肉質と値段との兼ね合いを考えると、ステーキよりも、肉の味がしっかりする、いかにもステーキハウスが出すタイプのハンバーグがお薦め。ランチタイムがお得で、ハンバーグを中心に色々な組み合わせの楽しみ方ができる。夜はライス付きのセットで１５００円から。（相）

高辻通りと御幸町通りの交差点の北東角にある喫茶店風の洋食屋さん。
ランチタイムは手ごねハンバーグを中心とした洋食の定食が、夜は１８００円で食べ放題の串揚げなどが人気のお店です。手ごねハンバーグが看板メニューですが、下味が薄く、素材の旨みを引き出し切れていないように感じます。オススメは軽く揚がったフライ類。お昼時は大変賑わっています。
京土産のコーナーがあり、生八ッ橋などを販売しています。（大）

太秦の蚕ノ社のすぐ近く、太子道にあるテーブル１２席、カウンター６席の小さな洋食屋さん。
メニューはステーキとハンバーグに各種フライ物やオムライスなど多くはありませんが、優しく、しかし切れがいい洋食を出し、何を頼んでもハズレがありません。オススメはランチの日替わり定食８００円やチコレ定食１０００円で、それぞれ１皿に３〜４品が盛り込まれていて、楽しめます。夜の予算も１０００円で十分で、美味しくて安くてボリュームがあるという三拍子揃った名店です。（大）

東九条の生ホルモン販売店が経営する洋食屋さん。レストランは２階にあります。
メニューはステーキ、ハンバーグ、フライなどの洋食と、スジやモツの煮込み、焼肉定食などがあります。とにかく安く、日替わりは５７０円で、この値段で内容も充実しており、夜も食べられます。オススメはボリュームのあるステーキとエビフライのＡセット１０００円。スジやモツの煮込みは３００円で、定食類にこれらを付けるといいでしょう。京都のコリアンタウンにある穴場的洋食屋です。（大）

祇園甲部歌舞練場のすぐそば、花見小路から路地を入ったところにある老舗洋食屋。
今やお馴染みとなっている洋食弁当はここの初代が考案したという洋食史に残る店。土日のみのランチに１８９０円の洋食弁当がある他、夜も２１００円から洋食弁当が頂ける。全体に上品な味付けで、揚げ物は完璧な仕上がり。同じくランチの牛・豚・鶏三種のふりかけそぼろをのせたあっさり味の祇園三味弁当も名物。夜も気軽に使え、素晴らしいロケーションで京都らしい洋食を楽しめる。（相）