六波羅エリア、松原通の六道之辻を少し東に行ったところにある自家製天然酵母パンのお店。
東京・葛飾でカフェを開いていた店主が京都に戻って自宅に開業した、金曜日の午後に２時間だけやっているパン屋さんです。パンの種類は１０種類足らずで、自家製味噌を使った手前みそ、自家製甘酒を使った白はんなりなどベーグル風のモチッと生地の創作パンは独特の美味しさがあります。ハード系やドーナッツなどもあります。予約が確かですが、当日でも開店すぐなら買うことができます。（大）

西大路から六角通を東に行ったところ、嵐電の踏切脇にある民家を改造したカフェ。
メニューの中心はパンケーキで、ガトーショコラやカレーもあるが、実質パンケーキ屋だ。プレーンとホイップがあり、ホイップにはフルーツがトッピングされる。１人前２枚のパンケーキはシロップを沁み込ませたずっしりしたもので、食べ応えがある。焼くのに２０〜３０分かかるので、時間が止まったような雰囲気の中で本でも読みながらのんびり過ごそう。ウニールのコーヒーを淹れている。（相）

東大路の田中里ノ前の交差点を下がった西側にある小さなパン屋。
パンの種類は２０〜３０種類ほど、菓子パンを中心に惣菜パンやサンドイッチ、ハード系も少しある。しっかりとした生地の素朴なパンは全体にレトロ感があり、あんパンなどは特に昔懐かしい味わいがある。今時のゴージャスなパンではないが、値段はかなり安いので、沢山買いたくなる。バターと塩のきいた大きなクロワッサンがここのスペシャリテであり、実際に美味しくてお薦め。（相）

北大路新町を上がったところにある古い町家を改装したドーナッツ専門店。
ドーナッツの種類はチェーン店並みに揃っていて、定番的なものからオリジナルなものまで３０種類ほどあるだろうか。あっさりした生地に色々な工夫をした小さめのドーナッツが可愛らしい雰囲気の店内に並んでいる。クリームやナッツ類などたっぷりと素材を使いながらも尖がらない、全体に穏やかな味になっている。その分やや大人しいが、年齢を問わずに愛されるドーナッツと言える。（相）

烏丸鞍馬口を西に入ってすぐのところにある、地元で人気のパン屋さん。
パンの種類は惣菜パン、菓子パン、食パン、ハード系など豊富にありますが、どんどん売れて行き、夕方までに品薄になります。素材をたっぷり使い、子供から年配者まで楽しめる庶民的な美味しさを追求していて、何を食べても間違いがありません。惣菜パンと菓子パンがオススメですが、店頭にちょっとユニークなものもあるその日のオススメが書かれているので、それを選ぶのもいいでしょう。（大）

北大路ビブレの中の飲食店街のオープンスペースにあるパン屋さん。
日本における本格フランスパンの草分けである「ビゴの店」の銀座店の製パンチーフを経て、金沢で独立し、２号店として京都に進出してきたお店です。元々ビゴと言えば酸味の強いハード系ですが、そこまで本格的ではなく、一般向けに食べやすくしてあります。バタールなどもいいですが、菓子パンが豊富で、ずっしりとしたアップルパイ風のスペシャリテがオススメ。イートインもあります。（大）

大宮高辻を東に入ったところにある間口一間半ほどの小さなパン屋さん。
奥にパン工房がある鰻の寝床のような店内に、パンの種類は食パン、菓子パン、惣菜パンなど豊富にあります。定番的なパンをちょっと工夫してオリジナリティを出しているのが特徴で、あまり他では食べたことのないようなテイストのパンもあります。オススメは表面のおこげが香ばしくて醤油煎餅のような味わいのエダムチーズカイザーで、噛めば噛むほど美味しい逸品です。（大）

船岡山の南側、鞍馬口通と船岡東通のＴ字路にある地元で人気のパン屋さん。
三畳間ほどの小さなお店に、ハード系・ベーグル・惣菜パン・菓子パンなど少しずつかなりの種類が並んでいます。生地の味もしっかりしていて、素材もリッチに使い、どれも間違いのない美味しさです。ハード系など本格的なものの他、ちょっとひねった創作的なパンを焼いていて、それらが面白く、たとえば牛蒡サラダをたっぷり詰めたごぼうと大葉のセサミブレッドはリピートしたくなる味です。（大）