パン９

二条柳馬場を東に入ったところにあるパン屋さん。Cafe Bibliotic Hello! に併設されています。
パンの種類は豊富にあり、ブリオッシュ系やミルク系などと、ベースになっている生地が書いてあるのが親切です。パン生地が美味しいのでどれも間違いありませんが、特にオススメはハード系のお菓子パンで、気取らずに美味しさを追求していて、やや甘めですが、ハマる味です。カフェに併設されているので、夜遅くまで買えるのも嬉しいところです。２階はギャラリーになっています。（大）

下鴨神社の北側の肩口辺り、下鴨本通沿いにあるパン屋さん。
ゆったりとスペースのある店には、ハード系を中心に、食パン、ベーグル、クロワッサンなどが並んでいます。小麦の味がしっかりとするパンで、たとえばレーズンの天然酵母を使い、薄紫色の全粒粉のパン・コンプレは、少し炙って、料理とともに、あるいはサンドイッチで食べると抜群です。イチジクとくるみを入れたフリュイ・ルヴァンは、小麦の味とのバランスが絶妙で、オススメ。（大）

下鴨中通の松ヶ崎通を下がった住宅街にある可愛らしいパン屋さん。
かつては本格的なハード系が中心でしたが、日本ならではの惣菜パン・菓子パンを土着化して手がけるようになり、餡パン、クリームパンは言うまでもなく、焼そばパンまであります。それらはしっかりした生地にたっぷり具を包み、個性的で存在感があって美味しいです。ハード系では、チーズの発酵臭がきいた、店名を冠したユノディエールが看板。生地の香りがいいトーストもオススメです。（大）

上賀茂の深泥池のそばにあるベーグル専門店。
北海道産の小麦粉、三温糖、天日塩、イースト、水のみを使って焼いているというベーグルは、えも言われぬ芳香がし、それが舌にもしばらく残り、後を引く魅力がある。サイズが大きくてプレーン１４０円からと安く、いくつも買いたくなる。イートインでは生ハムやスモークチキンなどにクリームチーズをたっぷり挟んだサンドイッチも頂け、こちらも抜群である。もっちりしたそのままが美味しいが、少し温めるとサクサクになってそれもいい。（相）

物集女街道沿いの西京消防署から少し北に上がったところにあるパン屋。
香ばしい匂いに満ち、横長のカウンターに少量ずつ次々と回転良く焼き立てのパンが並べられ、スタッフも朗らかで、入った瞬間に美味しいとわかる雰囲気を醸し出している。ハード系、食パン、お菓子パン、惣菜パンなど色々あるが、穏やかで温かみのあるパンである。何を選んでも間違いがないが、創作的な惣菜パンは買った方がいい。ワインやチーズも置いてある。（相）

四条から西洞院を上がった、祇園祭の蟷螂山保存会の向かいにある小さなパン屋さん。
パンの種類は菓子パン・惣菜パンが中心です。京都は超本格的なベーカリーが増えていてもちろんそれらも素晴らしいのですが、ここはあくまで普段使いの美味しさを追求しているのが特徴で、実力がありながら肩の力が抜け切っています。全般に生地が柔らかくて、基本何を食べても美味しいです。パン屋としては開店が遅いのですが、オープンと同時に客がどんどん入っていきます。（大）

北大路通と船岡東通の交差点そば、建勲神社前にあるお洒落なパン屋さん。
パンの種類はハード系やデニッシュなどの本格的なパンと、昔ながらの日本風のパンがあります。パン生地がとても美味しく、気取り過ぎず、普段使いしやすい親しみのある良さが特徴で、どれを選んでも間違いありません。クロワッサン上弦の月やクルクルセイバリーなどのくるみをたっぷり使ったパンが名物です。ハード系も美味しく、値段も良心的でオススメです。（大）

大宮通の大徳寺のすぐ東にある、自家培養酵母のパン屋さん。
自家培養酵母、国産小麦、粟国の塩という超こだわりのパン屋さんで、塩気や甘さも極力少なく、とてもヘルシーです。一見愛想がありませんが、噛み応えがあり、じわじわ美味しくなるタイプの質実剛健なパンです。パンの種類は少ないですが、オススメは何種類かある主力商品である食パンと、堅い生地に包まれたあんパンです。食パンは冷凍しておいたものを焼いても美味しさが蘇ります。（大）