東山三条を少し上がったところにある中国東北料理を出す中華料理店。賓澤があった場所です。
中国人シェフが作る料理は、町の中華屋さん風のアレンジがされていますが、少し四川に近く、全体的にピリ辛で、素材を活かした癖のないあっさりした料理です。東北風酢豚や中国湯葉を使ったものなど本場の東北（旧満州）料理もあります。ランチは７００円の日替わりのサービス定食やメインに揚げ物２種類が付いた定食が８００〜９００円で何種類かあり、夜も安くて利用しやすいです。（大）

御射山公園の前にある中国茶と点心の店。日中文化交流サロンを名乗り、本店は東京目黒区にある。
岩茶とは、中国福建省の奇岩で有名な武夷山の茶の葉を使った中国茶のこと。テイストや効用が異なる様々な茶をゆっくりと味わいながら、点心を楽しめる。点心メニューは中国粥、水餃子、豚まん・あんまん・ミルクまん、ジャージャー麺、デザートなどがある。水餃子や豚まんは皮から手作りしていて、本場の味に近い。中国茶の種類や飲み方は丁寧に教えてくれる。（相）

三条会商店街にある四川料理店。船岡東通にあった福耳が店名を改めて移転したものです。
陳麻婆豆腐系の本格的な麻婆豆腐が名物で、コクと辛さが絶妙で大変美味しく、やはりこれがイチオシメニューです。ノーマルは辛過ぎないので誰にでも楽しめ、辛い物好きには大辛も用意されています。その他、ユーリンチーや黒酢豚など、夜でも１０００円程度で気軽に食べられ、まさに食堂です。トムヤムクンやガパオなどのタイ料理があったり、自家製ケーキなどもあります。（大）

西大路新太子道を西に入ったところにある飲茶と点心のお店。店名はメイロンと読みます。
ランチは８５０円から、夜のコースでも２０００円そこそこと大変利用しやすいお店で、酢豚などの単品も１皿の量は少なめながら、５００円から７００円ぐらいです。中華としてはやや大人しい感じもありますが、どれをとっても間違いがない美味しさです。点心だけではなく、炒め物なども脂っこくなくヘルシーなので、特に女性客にオススメで、軽く食べて軽く飲むのに適したお店です。（大）

西大路六角を少し西に入ったところにある坦々麺で知られる中華屋さん。
メニューは昼１時前までは坦々麺と牛肉麺とライスのみですが、混雑が落ち着く１時以降はそれに汁無し坦々麺や四川あえ麺などが加わり、炒飯とセットの定食も選べます。夜にはさらに塩タンメンが加わり、定食に唐揚げも選べます。あっさり目の坦々麺も美味しいですが、オススメは牛肉麺で、こちらの方が濃厚で辛味とマッチしています。大きい唐揚げも絶品。テイクアウトの点心もいけます。（大）

北野天満宮前の北野下の森協同組合商店街のレトロゾーンにある１０人ほどで満員になる中華屋。
メニューは多くなく、ラーメン、焼そば、炒飯、餃子、唐揚げ、それに八宝菜などの定番が数種類あるのみ。昭和遺産的なさっぱりラーメンや、酢豚なども町の中華として悪くないが、とろりとした餡にニラが大量に入った餃子がお薦め。焼餃子もいいが、焼き具合にバラつきがあり、水餃子の方が完成度が高い。女子向けの店ではないので、女性は覚悟して暖簾をくぐろう。食事時は混雑する。（相）

西大路から高辻を東に入ったところ、ライフ壬生店の斜め向かいにある小さな中華料理屋さん。
あっさりした創作系の中華を出します。ランチは、マンボの担々麺、焼き豚と九条葱の中華そば、十八穀とかしわの中華粥＆スチームサラダ（杏仁豆腐付き）の３種類で、いずれもコクはありながら味が濃過ぎず、絶品です。スチームサラダもオリーブオイルを使うなど自由なヌーベル中華です。夜もお決まりのメニューではなく、その時々の素材を使った創作中華で、今注目の中華料理店の一軒です。（大）