中華９

東大路の智積院を少し下がったところ、ＪＲの線路の上にある中華料理店。
安くてボリュームのある料理を出す、雰囲気的には男性向けのお店です。全体に味は濃い目ですが、脂っ濃くはありません。オススメは超薄皮のあっさりとした餃子２５０円で、ビールに合う一品です。惜しむらくはご飯があまり美味しくないことですが、ランチは餃子に唐揚げの付いた定食が５００円からあり、夜も単品が７５０円までと、今熊野界隈では気軽に利用できる一軒です。（大）

高辻西洞院を東に少し行ったところにある昨年１２月に開店したばかりの餃子専門店。
メニューは餃子のみで、あとはちりめん山椒と漬物があるぐらいです。京風餃子をコンセプトにしていて、野菜主体のカリッと焼かれた餃子を、酢醤油に黒山椒を入れて頂きます。タレとあいまって極端に淡白な餃子で、食べやすく美味しいのですが、脂気が無くて逆に後を引かない餃子になっています。あっさり好きにはオススメ。餃子２人前とご飯・味噌汁・漬物が付いた定食６９０円がお得です。（大）

今出川から京都市考古資料館の東の黒門通りを少し下ったところにある町家の中華料理店。
路地にひっそりと佇むレストランとは思えない風情で通り過ぎてしまいそうになる店だが、料理は本格的。値段も非常にリーズナブルで、夜も安心して楽しめる。京都らしく穏やかな味付けなので、個人的にはもう少しインパクトが欲しいぐらいだが、間違いなく美味しい。コース仕立ての１０００円のランチは非常にお得。名物の石焼麻婆豆腐も熱々でいける。昼夜とも予約はした方がいいだろう。（相）

河原町二条にある広東料理のお店。
前身は紫明通りの建物が印象的だった往年の名店鳳舞で、味も引き継いでいます。昔ながらの広東料理らしい日本人に親しみのある味で、旨煮系が美味しく、麺類では撈麺がオススメ。デザートのように甘い古老肉も面白いです。通し営業で、昼夜メニューは同じ。ランチには多少高く感じるかもしれませんが、市役所近辺で時間を問わず気軽に食事できる一軒です。ちなみに鳳舞は接客の雰囲気が悪いので有名でしたが、鳳泉は大丈夫です。（大）

九条新千本を一筋下がったところにある小さな中華屋さん。
メニューはラーメン・炒飯・天津丼・餃子・酢豚・八宝菜・ニラレバ炒めなど中華の定番が揃っています。定食の形になっているものが少なく、町の中華屋さんとしては少し割高感がありますが、あっさりしていながらうまみも十分あり、何を食べてもハズレがありません。オススメは熱々の酢豚で、これは定食もあります。三角形の餃子も美味しいです。
夜は夕方４時からやっています。（大）

東大路沿い、叡山電鉄元田中駅すぐそばにあるカウンター１０席の小さな中華屋さん。
メニューは少なく、担担麺を中心に中華そば・麻婆豆腐・唐揚げなどがあります。担担麺は普通でも相当辛いですが、そこから１辛から５辛、さらにハバネロ入りまで辛さを追加できます。辛いだけではなく、少し塩辛く、全体に濃い味です。麻婆豆腐も十分に辛く、辛い物好きにはオススメのお店です。
場所柄京大生が多く、京大生が辛さにチャレンジするお店になっているようです。（大）

熊野神社の近くにある上海家庭料理のお店。
町の中華屋さんの雰囲気ですが、気軽な定番中華から本格的な料理までを出します。値段はとてもリーズナブルで、夜でも１人３０００円ぐらいあれば十分に楽しめます。味は料理によって違い、統一性はありませんが、何を頼んでも美味しいです。オススメは芝海老の上海風揚げオーロラソース和え香港パウダーがけで、濃厚なマヨネーズソースが絶品。麻婆豆腐や黒酢を使った料理もコクがあって美味。７５０円からあるランチも人気があります。（大）

丸太町から木辻通りを少し下がったところにある長崎ちゃんぽんと皿うどんのお店。マスターは本場長崎で５年半修業したそうです。
メニューはちゃんぽん・皿うどん・ヤキソバ・焼き飯など多くはなく、昼夜とも値段は同じで、麺類はいずれも６５０円とリーズナブルです。基本メニューのちゃんぽんと皿うどんは、あっさりしていて穏やかな味です。また、焼き飯がしっかり焼きが入って香ばしく、オススメ。ランチ限定で、プラス２００円でミニ焼き飯のセットになります。（大）

祇園の路地裏にひっそりと佇む台湾料理の老舗。台湾料理の提灯が目印です。
メニューは多くなく、前菜・揚げ物・蒸し物・炒め物それぞれ何種類かに水餃子、汁ビーフン、担仔麺などで、軽い食事にも使えますが、基本的に酒肴として料理を楽しむ店と言えるでしょう。昔の京都人向けにあまり香辛料を使わない穏やかな味ですが、素材を引き出した滋味のある美味しさがあり、何を頼んでも間違いがありません。祇園で軽く飲み食いするのに安心して利用できる一軒です。（大）