ラーメン７

園部の小さな商店街にひっそりと暖簾を掲げるラーメン屋。
メニューはこくまろ、こく黒の定番２種に、こく赤があり、いずれも７００円。ゆるがせにしない完成度を追求した和風とんこつラーメンで、スープは無化調ですっきりとしていて、コシのある細めんが合う。どのラーメンもまろやかで端正な、京のとんこつと言うべき雅びな仕上がりになっている。バランスが良過ぎてやや大人しいが、後味のいいラーメンである。チャーシューごはんなどもある。（相）

京都府道６９号城陽宇治線、城陽郵便局の真ん前にある地元で有名なラーメン屋さん。
メニューのメインは名古屋発祥の少しピリ辛の台湾ラーメンです。本場名古屋ほど辛くなく、まったりと野菜の甘みが出たスープにアクセントに辛味がきいているという感じのラーメンです。夕方５時まではボリュームのあるランチ定食があり、ラーメンは野菜たっぷりでボリュームがありますが、さらにガッツリと定食にする人が多いです。串焼やおでんなどサイドメニューも豊富にあります。（大）

豊中市に本店がある渡辺製麺の京都支店。ただし本店は、看板に京都上賀茂渡辺製麺となっていて、上賀茂に製麺所があるという関係です。
らーめんもありますが、つけ麺が看板メニューです。つけ麺は、麺を太麺・中太麺・平打太麺の３種類、スープは濃厚魚介味・ベジポタ味・四川辛肉醤味の３種類（これらの他に期間限定のスープもあります）から選んで組み合わせます。特質すべき個性はありませんが、太麺もほどよい噛み応えで、スープともよく合い、バランスが取れています。（大）

河原町丸太町を少し上がったところにあるラーメン屋。
東九条のラーメン大栄の創業者の系統を受け継ぐ店ということで、大栄本店とは別に元祖を名乗る。オーソドックスな京都ラーメンで、個性は感じられないが、シンプルな仕上がり。しょうゆらーめんと特製みそらーめんがあり、それぞれがチャーシューめんになるが、普通のものでチャーシューは山盛り入っている。がっつり行きたい人には焼き飯セット９００円もある。（相）

近鉄桃山御陵前駅・京阪伏見桃山駅からすぐの住宅街にあるラーメン屋。
メニューはラーメン・チャシュー麺に焼めし、あとはライスとキムチなど。スープは少しとろみのあるとんこつ醤油で、コクがありながらもあっさりしている。パラリとした薄味の焼めしも美味しい。ラーメン４７０円、焼めし２２０円という驚くべき安さで、学生や若者に優しい店だ。味とコストパフォーマンスで、桃山御陵前駅のガード下にある「大中」とともに伏見を代表するラーメン屋。（相）

七条千本の山陰線高架を少し東に行ったところにあるラーメン屋さん。
二条駅裏のこぶ志の店長が独立して開店したものですが、こちらでもラーメンの枠を超えたラーメンを創造し続けています。創作ラーメンへの情熱はますます高く、次々にユニークなメニューを産み出し、ふれんちラぁ麺ガスパールとともに京都の創作ラーメンを牽引する双璧です。限定ラーメンはその時によって好みと違うこともあるでしょうが、何度か足を運んでみると魅力がわかってきます。（大）

地下鉄烏丸線十条駅から徒歩約３分、久世橋通りにあるラーメン藤の本店。
メニューはラーメン・味噌ラーメン・餃子・豚めしなど。ラーメンは最近の京都ラーメンにありがちな醤油が濃過ぎる味ではなく、昔風のさっぱりしたスープで、ストレート麺とよく合う。並６５０円でもこれでもかと言うぐらいにたっぷり青葱が載っている。ニンニクあり・なしが選べる小ぶりな餃子も悪くない。ランチタイムにはラーメン・餃子・ライス９００円などのサービスセットがある。（相）