川端二条を東に２００メートルほど行ったところにある町家のスイーツ店。
パティシエはフランスの２つ星レストランでシェフパティシエを務めたあと京都の老舗亀屋良長で和菓子を学んだ方で、洋菓子と和菓子の両方を楽しめます。スイーツは外れなく味も素晴らしいですが、芸術的で、新たな京菓子の世界を開いています。イートインでは季節によって変わる絵のような美しいプレートを頂くことができ、ロールケーキなどを気軽にテイクアウトすることもできます。（大）

千本寺之内を少し東に入ったところにある週４日営業の焼菓子屋さん。
商品はタルト、パイやブラウニー、クッキー、サブレなど。グラニースミスや紅玉など季節のりんごを使ったタルト、金柑など季節の果物やナッツのタルトが人気です。甘さは控えめで、香りの良い、いい意味で枯れたあっさりしたタルトです。早く売り切れることも多く、通販やイベントの準備で休むこともあるので予約がベターでしょう。土日はキッシュもあり、カフェでイートインもできます。（大）

白川通から曼殊院道を東に入ってすぐのところにある和洋菓子店。元々和菓子屋で、２代目や３代目の主人が和菓子を、３代目の奥さんが洋菓子を作っています。店構えは和菓子店です。
洋菓子は和のテイストを取り入れた優しく雅びなもので、甘さは控えめ、姿も美しく、どれも美味しいです。和菓子は製法的にも味わいも田舎で奇跡的に残っているような古風な昔菓子で、完成度が高いです。昔風の饅頭やでっち羊かんがオススメ。カフェではお雑煮の定食なども頂けます。（大）

山科の住宅街、渋谷街道沿いの京阪バスのバス停西今屋敷の前にあるバームクーヘン専門店。自宅を改装した小さな店舗で、庭を横切って入ります。
ばらのつぼみと名付けられたバームクーヘンはサイズによって何種類かあり、一番大きなホールの３Ｌで８００円。一枚一枚が薄く巻かれており、フォークで剥がせるようなふんわりした焼き上がりではなくしっかり一体になっていますが、キメは細かいです。他にフィナンシェとカトルカールがあり、バームクーヘンも含めて甘さは控えめです。（大）

地下鉄東西線小野駅から徒歩数分、外環から醍醐道を東に入ったところにあるプリン専門店。住宅の軒先にすだれを掛けて窓から販売しています。
プリンは全部で１０種類、四角くカットされた生クリーム以外はミルク、抹茶、黒胡麻、安納芋など瓶に入り、生クリームも含めて値段は２８０円。どれも美味しいですが、オススメはなめらかでねっとりと舌にまとわりつく食感と濃厚な味わいの生クリームと安納芋。空瓶を持参するとスタンプがもらえ、１５個溜まるとプリン１個無料になります。（大）

柳馬場通三条上がるにある、宇治茶ではなく静岡のお茶を使ったスイーツのお店。
商品は各種お茶の他に、お茶を使ったジェラートやチョコレートなど。看板メニューはナンバー１から７まで抹茶の割合が濃くなっていく７段階の濃さがある抹茶ジェラートで、特にナンバー７は一気に濃くなり、値段も高くなりますが、目が覚めます。抹茶以外にも玉露や紅茶、ミルクやイチゴなどのジェラートもあり、ほうじ茶も濃厚でオススメ。チョコレートの詰め合わせもあります。（大）

閉店したオ・グルニエ・ドールの西原シェフの息子さんがオ・グルニエ・ドールのパティスリーがあった場所で新たに開いたケーキ屋さん。
ケーキはオ・グルニエ・ドールとは全く違うテイストですが、人気は変わらず、タルトやモンブランなどのケーキは昼過ぎに売り切れていることが多いです。父西原の多彩な魔術的ケーキとは異なり、リッチながらシンプルなケーキです。クレームカラメルやブランマンジェなどの瓶詰系や京マドレーヌや都フィナンシェなどの焼菓子もあります。（大）

寺町四条の南側角の地下にある１５席ほどのレトロな喫茶店。
目配りと集中力が凄いマダムが淹れたブレンドコーヒーが看板の喫茶店ですが、チーズケーキ、パンナコッタ、プリン、かぼちゃケーキのスイーツも出しています。大きいプリンが３５０円、チーズケーキやかぼちゃケーキは２００円と安く、どれも美味しいので、４００円とこちらも良心的な値段のブレンドにちょっと付けるのがオススメ。この界隈でほっと一息するのに最高の場所の一つです。（大）

木屋町御池の路地の奥にあるチョコレート店。
商品はチョコレートとチョコレートケーキ。１袋４５０円のはんなり京ショコラが人気で、ナッツ類、フルーツ、コーヒーや紅茶のチョコレートを包んだものなどがあり、中でも名物はクルミ科のナッツであるピーカンナッツをコーティングしたチョコレートで、基本のキャンディーコートをはじめ、抹茶、ココアがけ、塩などのピーカンナッツチョコレートがあり、お茶席にも使えるようなお菓子です。鴨川に面し、夏は川床のカフェも開いています。（大）

丸太町通にある京都アスニーの向かいの路地を少し下ったところにある焼き菓子が看板のカフェ。
メニューはクッキーやスコーンやフィナンシェなどの焼き菓子やジャムの他に、持ち帰りができないカフェで頂けるケーキやスイーツがあります。「パンが無いならジャムとスコーンをお食べ」がキャッチコピー。焼き菓子は軽くてほろほろするぐらいの仕上がりが特徴で、何を選んでも水準を行く美味しさです。外見は京都によくある普通の町家ですが、内部はお洒落な落ち着いた空間です。（大）