わら天神前の交差点から蘆山寺通を東に少し行ったところにあるおむすび屋さん。
ラインナップは１１０円の具なしおむすび、１３０〜１７０円の具入りおむすび、唐揚げと日替わりのお惣菜など。おむすびは３０種類ほど、梅干しやおかかなどの定番から穴子や生姜焼きなどちょっと変わったものもあります。分厚く握ってあり、たっぷり具が詰まっていてボリュームがあります。お米や海苔がとても美味しく、具材や総菜の味付けは少し薄味です。お昼過ぎまでの売り切れ仕舞い。（大）

千本上長者町にあるだし巻き専門店。昭和３８年の創業当時からだし巻一本で営業し、飲食店への卸売りもしています。町工場という感じの店内の一角に調理場をこしらえ、職人さんがだし巻きを焼いていますが、同時に４本焼く手際は見事です。熊本産の卵を使い、利尻昆布と鰹節の出汁で作っただし巻きは出汁がたっぷりで、持ち帰る途中に滲み出してきます。１本２５０円と安いので、何本か買いましょう。冷蔵庫で２、３日持ちますが、冷やさずに早めに頂くのが柔らかくてジューシーです。（大）

祇園の四条大和大路を下がったところにある庶民的な漬物屋さん。
店内に入ると、前に奈良漬が数種類、右の棚に惣菜が数十種類、左の棚に漬物が数十種類あります。糠漬けはしっかり発酵させ、塩気と酸味が強いのが特徴で、ピクルス感覚で醤油は不要です。オーソドックスにひねた田舎風のたくあんや白菜の糠漬けがオススメですが、ピーマンの漬物など変わった漬物もあるので、それらも試すといいでしょう。その場で臭いのしないパックにしてくれます。（大）

北野商店街にあるヘルシーな惣菜と弁当のお店。
素材にこだわり、無添加・減塩・低糖なのに出汁をきかせて味にも配慮し、しかも良心的価格で、その日のメインに日替わりの惣菜２種類と炊き合わせから成るおまかせの３９０円弁当をはじめ、日替わりの惣菜１３〜１５種類をフタが閉まるまで詰め放題で５００円のセレクト弁当など多品目が取れるお弁当が色々あります。好きな惣菜を何品か買って帰るのもいいでしょう。あっさりした大人しめの味付けですが、滋味もあって美味しいです。（大）

京阪藤森駅からすぐにある揚げ物と弁当のデリカ。いがやは京都府を中心に何店かある黒毛和牛を扱う精肉店で、本店はすぐそばにあります。
揚げ物は看板のコロッケが何種類か、ビーフカツ、ミンチカツ、串カツ、魚介フライなど。弁当は惣菜たっぷりの定番５００円弁当が何種類か（ソースカツ丼などさらに安いものもあり）、ビーフカツや和牛の少し高級な弁当が１０００円までであります。やはりコロッケなどお肉屋さんの揚げ物が美味しいですが、手作り感があるお弁当もオススメ。（大）

姉小路麩屋町の角にある明治３９年創業の豆腐店。近くの有名旅館にも卸していて、京都ではよく知られたお豆腐屋さんです。
豆腐の種類は木綿とソフトと焼豆腐があり、その他に油あげ、あつあげ、ひろうすなどとごく普通のラインナップです。夏場には絹ごしも出します。豆腐は水の味を直接感じさせるような、瑞々しいテイストのものです。木綿豆腐でも十分に柔らかく滑らかで、冷奴で普通の絹ごしのように頂けます。あつあげも美味しいです。（大）

四条木屋町を２００メートルほど下がったところにある天保５年（１８３４）創業の豆腐店。
商品は豆腐、揚げ、ひろうす、生湯葉、豆乳など。３００円前後の値段のものと少し高級なものがありますが、厳選された大豆を使っていて、何でも美味しいです。良質な油で揚げたひろうすは、簡単にレンジで温めて生醤油で頂けます。高瀬川の於石橋を渡った西木屋町にも販売所があり、常時本店から豆腐を運んでいて、どちらで買っても同じですが、西木屋町の方が庶民的な風情があります。（大）

白川通の錦林車庫前にあるおにぎり屋さん。寺町電気街や京都造形大学などにも売店があります。
メニューはおにぎり、お弁当、コロッケや唐揚げなどのおかず。丹波産こしひかりを使い、「まんぷくおにぎり」をコンセプトにした大きなおにぎりで、２つ食べれはおなかが一杯になります。具材では香ばしく焼いた焼鮭が美味しいです。ふくやのめんたいこや辛子高菜、鶏炭火焼が入ったさらにビッグなばくだん九州三味もあり、１個で満足できます。五分づき玄米のおにぎりもオススメ。（大）

御薗橋の西詰めすぐにあるお米屋さんが開いたおにぎり屋さん。パンダの顔ハメ看板が目印です。
メニューはおにぎり、かやくごはん、弁当など。おにぎりはおかかや梅、鮭など１個１５０円前後、大きさは普通ですが、米屋だけあってご飯がふっくらしています。１個からイートインでき、具沢山の粕汁や豚汁と一緒に頂けます。イートインでは土鍋で炊いたご飯におかずが付く土鍋ｄｅごはんや黒毛和牛すじカレーなども出しています。夜６時からは井上商店夜の部として居酒屋になります。（大）

押小路釜座にある、鈍刀煮を一子相伝しているという佃煮屋さん。
商品は鈍刀煮、鈍刀煮を粉にして胡麻などと合わせたふりかけ「よろしゅうおあがり」、ちりめん山椒の３種類。お茶漬けいわしと銘打たれた鈍刀煮１本３００円は、頭とわたを取り除いて炊いたイワシの佃煮で、姿のまま堅く仕上がっているもの。そのままでは苦いですが、細かく砕いて御飯にふりかけて頂きます。特にお茶漬けにすると、糠の味がしないへしこという感じで美味しいです。（大）