花遊小路に７月にできたばかりの餃子専門店。「くすりのライフライン」の創薬堂プロデュースで、健康に配慮したあっさり餃子を出します。
餃子は黒豚餃子や地鶏餃子、スープ餃子など８種類あり、餃子２種類に唐揚げとポテサラが付いたセットや餃子とアルコールのセットが通しで気軽に頂けます。がっつりというよりチョイ飲みチョイ食べな感じです。九条ネギたっぷり餃子は斜め切りの九条ネギが少し付いているだけで、看板倒れ。オススメはスープ餃子でしょうか。（大）

祇園北側の細い路地にある京都風中華の名店。
酢豚や八宝菜、かに玉、麻婆豆腐などのオーソドックスな町の中華屋さんのメニューが並び、ラーメンや餃子がないのはラーメン屋ではないということでしょう。油少なめでニンニクを使わず、よく利用している芸舞妓さんが食べやすいように作られています。濃い味ではありませんが、あっさりし過ぎないぐらいの味付けです。オススメはパラパラした香りのいい焼飯。値段は町の中華の５割り増しぐらいの祇園価格です。予約した方が無難でしょう。（大）

三条柳馬場にある台湾の小籠包が名物の京鼎樓がプロデュースするカジュアル中華。
メニューは点心や麺類を中心に、エビチリなどの単品も少しあります。ランチは１１００円から、夜のコースが２７００円から、名物の羽根つき焼小籠包などの点心が５００円前後と、気軽な値段で頂けます。料理は癖がなくあっさりしている万人受けするタイプで、お洒落な雰囲気と相俟って女性客が多いです。会計時にランチでも使える１０パーセント引券が貰えるので、リピートしてしまいます。（大）

六道の辻の角にある中華屋さん。六道珍皇寺や六波羅蜜寺のそばです。
メニューはラーメン、炒飯、酢豚など昔ながらの町の中華屋さんの定番メニューが揃っていて、カレーラーメンやカレーチャンポンも名物です。値段は定食が７〜８００円、単品が一番高いものでも１０００円と安く、古い店でお世辞にも綺麗とは言えませんし、上品な味ではないですが、よそ行きではない美味しさがあります。ご飯が平皿で出てくるのもレトロ感があり、泣かせます。（大）

地下鉄東西線椥辻駅から徒歩約１０分、外環状線の一筋西、焼肉の天壇の裏にある広東料理のお店。
メニューは八宝菜、酢豚、麺類、丼類、ギョウザなど。定食は八宝菜、鶏天、ヤキニクとラーメンセットがあり、あとは単品。京都の広東料理らしく豚天や鶏天などの肉天がありますが、唐揚げはないのが面白いです。あっさりとした穏やかな味で、ご飯も美味しく、地元に欲しい一軒。名物の鶏天は大きいのが５個とボリュームがありますが、ふっくらと揚がっていて、軽くて美味しいです。（大）

叡山電鉄修学院駅を出てすぐのプラザ修学院という商店街にある春巻専門店。プラザ修学院の端の余りスペースの三角形の店で、カウンターとテーブル２卓の狭小店舗ですが、お洒落な内装です。
ご飯物はなく、完全な飲み屋です。メニューは焼春巻き３種類とベトナム風生春巻き、それにつまみが数種類あり、５００円を超えるものはありません。中華でもなくエスニックでもなく、野菜たっぷりのあっさり味で京風無国籍という感じです。何品か頼んで２杯ほど飲んで２０００円ほどです。（大）

深草の師団街道沿いにある餃子屋さん。すぐそばにあった餃子の名店福吉を平成２７年に居酒屋の時代屋グループが復活させたもので、旧福吉のおばちゃんと関係はあるようです。薄皮餃子と旧福吉から受け継いだと思われる古来福吉餃子があり、古来の方は肉・ニラ・海老３種と旧福吉の名物だった変わり餃子は種類が減ってピーマンとセロリの２種の５種類、それぞれ焼き・水・蒸があります。ややマニュアル化した味にはなりましたが、十分に美味しいです。まぜそばやチャーハンなども人気。（大）

二条高倉を東に行ったところにある小さな四川料理専門の中華料理店。
メニューは雲白肉、よだれ鶏、酢豚、麻婆豆腐などがあり、山椒や唐辛子で素材を炒めたり煮込んだ料理が多く、値段は１品１〜２０００円。山椒の麻味も唐辛子の辣味も控えめで、四川料理としてはやや物足りませんが、街の中華屋ではない本格的な味付けで、美味しいです。ランチは週替りの定食と麻婆豆腐の定食と坦々麺がいずれも１０００円以下、定食は早い時間に売り切れることもあります。（大）