三条室町を少し西に行ったところにあるスタンド風のカレー屋さん。
カレーのベースは欧風とトマトベースの２種類があり、基本の欧風は具のないスープ状のカレーで、それにとんかつなどをトッピングします。このトッピングも美味しく、値段も安いので、気軽に利用できるカレースタンドという感じです。ルーはまろやかフルーティな甘口ですが、食べ進むとじんわり辛くなってきます。自家製ではないそうですが、福神漬けやラッキョウも厳選されています。（大）

二条城のすぐ南、神泉苑の西隣りにあるカレーの美味しい喫茶店。
カレーは４５年ほど前からママさんが手作りしてきたものだったが、現在は息子さんが担当して淡路産玉葱と国産和牛を煮込んだ本格カレーに仕上げている。甘さ、酸味、スパイスのバランスがとれた喫茶店カレーの完成形で、様々なトッピングが選べ、特に揚げ立ての厚切りとんかつをカレーに絡めながらほうばると最高だ。近所の人たちが集う、京都の喫茶店文化が生きている名店。（相）

西院の複合ビルの一角で、ランチタイムだけ営業している欧風カレーの店。
プレーンカレーが何と３９０円、贅沢なトッピングをしても１０００円以下と安く、トッピングはロースかつや牛スジ、各種野菜などの定番の他、焼き白子など変わりメニューもあります。基本の辛さが中辛レベルで、野菜などの旨みとコクで口当たりは甘いですが、食べ進むうちに段々辛くなります。ライスのボリュームがあり、小盛（小盛でも普通の量）を選ぶと代わりにサラダが付きます。（大）

西大路五条を西に少し行った南側にあるカレーで知られる老舗喫茶店。
トンカツ、チキン、エビ、ハンバーグのカレーが８００円、普通のカレーにコーヒーとサラダが付くカレーセット６５０円とリーズナブルです。看板にインドカレーとありますが、カレーと言えばインドと言っていた時代の名残りで、よく煮込まれた喫茶店カレーです。コクのある甘口のカレーはレトロな風格のある店の雰囲気と同じく懐かしい味で、日本におけるカレーの歴史を感じさせる一皿です。（大）

東大路の京大付属病院の向かいにあるカウンターだけの小さなカレー屋。
カレーのメニューはビーフ、チキン、ベジタブル、シーフード、それにカツカレーがあり、ターメリックライスが特徴。ビーフ以外は甘口のみで、ビーフは甘口・中辛・辛口から選べるが、甘口がコクとスパイシーさのバランスが良く、スタンダード。お薦めはボリュームたっぷりで、しかもぺろりといけるカツカレー。京都のカレー店としては老舗格だが、昔よりも美味しさが進化してきている。（相）

西大路五条を少し下がったところにある、２０年近くやっている老舗インド料理店。
まろやかでコクのある北インドカレーで、皿から大きくはみ出したナンが人気です。平日のランチはチキン・海老・マトン・野菜から選び、ドリンクが付きます。土日はランチはやっていませんが、バターチキンのセットが気軽に頂けます。基本辛くないので、小さな子供のいる家族でも利用しやすいでしょう。「とりあえずビール」という人のための居酒屋的セットもあります。（大）

円町の交差点のそば、西大路の嵯峨野線の高架を下がったところにあるカレー屋。
メニューはチキン、ポーク、野菜の三種類。ルーはインドカレー風をベースに日本人好みに作り上げていて、さらりと軽く、スパイシーで、コクも十分にある。カレーはどれも水準を行っているが、１０種類ほどの野菜を皿一杯にトッピングした野菜カレーがお薦め。通し営業だが、午後３時までのランチタイムにはラッシーや水出しアイスコーヒーなどのドリンクがプラス１００円で付く。（相）

岩上通りの蛸薬師を下がったところにある京町家を改装したカレー専門店。
メニューは野菜・肉・魚介の数種類のカレー、サモサやティカ、スパイシーなドリンク類など。シェフはスパイス使いの名手で、一般的なインド料理店からアバウトでラフなところを差し引いたような、緻密で香りとコクのバランスの完璧なカレーを出す。夜の値段もほぼ変わらない。奥に坪庭のある吹き抜けの町家で、カレーやチャイを楽しみながらほっこりすることができ、観光客にも向いている。（相）