四条から新町と西洞院の間にある細い道を錦近くまで上がったところにあるカレー屋さん。
衣棚通三条のイタリアン、オルトのしめで出されていたカレーで、３種類ほどのカレーがあります。定番で看板メニューは鴨を内臓も含めて丸ごと使った京鴨カレー。レバーなども使ったほろ苦い欧風のスパイスカレーで、砂肝とハツが牛タンのような感じで入っています。その他のカレーは菊菜のカレーや野菜のカレーなどがありますが、時期によって変わるようです。あいがけにもできます。（大）

烏丸御池からほど近い姉小路通のビル２階にあるスパイスカレーのお店。
現在のメニューはチキンキーマ、牛すじとネギ、海老とココナッツの３種類と月替わりぐらいの限定カレーがあります。カレーは少し甘めで、スパイスカレーならではの香りと辛さもほどよく効いていて、スパイスカレー初心者にもオススメ。店内は観光地からすぐの場所とは思えないほど落ち着いていて、横長の皿に盛り付けられたターメリックライスとカレー、アチャールは美しい仕上がりです。（大）

五条通から若宮通を少し上がったところにある薬膳系スパイスカレーのお店。
基本のメニューは鶏がらスープベースの薬膳カレーとフレンチブイヨンスープのキーマカレーの２種類で、その他に要予約の薬膳カレー鍋と月替わりのカレーがあります。２種類のカレーはどちらもスパイスの香りとスープのコクと辛さのバランスがよく、大変美味しいです。あいがけにして、とんかつ定食並みの大きさのとんかつや素揚げしたたっぷりの京野菜をトッピングして頂くのがオススメ。（大）

寺町六角を下がったところにあるカフェ＆バー。階段を上がって突き当りにあります。
飲み屋なのでフィッシュフライやポテサラなど酒のつまみが多いですが、６時までやっているランチのスパイスカレーが看板メニューになっています。大丈夫スパイスカレー、トマトチキンカレー、麻婆カレーなど４種類あり、２種と３種のあいがけにもできます。辛さやスパイシーさはやや控え目ですが、専門店に負けない味わいの美味しいカレーです。週に数回弾き語りのライブも行なわれます。（大）

京漬物の近清が手掛ける欧風カレーの近江屋清右衛門が裏寺にオープンしたスープカレー専門店。
土鍋スープカレーのメニューは、彩り野菜、京赤地鶏の手羽元、丹波ポークのハンバーグ、京都和牛の赤ワイン煮など５種類あります。北海道とは違い、あまりスパイスを立たせず、ダシを効かせたまろやかな京風スープカレーです。近清のしば漬けを使ったポテトサラダや漬物盛り合わせなどもあります。辛さは６段階選べますが、中辛ぐらいにして卓上の黒七味をかけるのがオススメです。（大）

京都駅のアスティロードにある、黒七味で有名な祇園の原了郭のカレーとうどんのお店。
メニューはカレー数種類とうどん類で、うどんはカレーうどんの他にも色々あり、上等な薬味が使い放題です。カレーはさっぱりしているのに薄くなくスパイシーで、黒七味などに合うように調合されています。ねぎカレーやとり天カレーには目にも鮮やかに九条ネギがトッピングされ、これがまたルーと薬味に合います。２種類あるカレーうどんも美味しいです。もちろん薬味を買うこともできます。（大）

元田中の住宅街にあるカレー屋さん。元は店屋物屋でしたが、息子さんがカレー専門店にしました。
メニューは日替わりのカレーが２種類、それをあいがけにした本日のスパイスカレー、さらにあいがけにカツを乗せた本日のカツカレーがあります。ルウはインド風でさっぱりしていて、結構辛く酸味が強いです。カツはプラ１５０円とは思えないほど大きく、油切れも良くてカレーに合います。「定食めん類などはありません」とありますが、千切り大根などが付くのは定食屋の名残りでしょうか。（大）

祇園北側の四条通から一本上がった裏通りのおかるビルの地下にあるカレー専門店。
ビーフの乗ったスパイシーカレー、パイナップルの乗った南国カレー、ナンカレーの３種類から選び、お好みで揚げ物などをトッピングします。カレーのルーは３２種類のスパイスを使い、唐辛子や胡椒を使っていないそうですが、相当辛く、汗が出ます。コクもあって美味しいですが、チーズなど辛さを緩和するトッピングを合わせると、さらに美味しいです。深夜に締めカレーに使う人も多いです。（大）

丸太町と東大路の交差点の西南角、熊野神社の向かいにあるカレー屋さん。
セルフメイクのカレーをコンセプトにしていて、プレーンカレーに様々なトッピングをして、辛さも選びます。３５種類のスパイスを使い、野菜やフルーツを煮込んだカレーは、あっさりしつつコクもあります。その他、サラダなどがあります。昭和２５年に四条河原町で創業した洋食屋の春陽堂が大手外食産業として茶月やサンマルクなど全国展開しましたが、スパイシーもその流れを汲みます。（大）