今熊野にある甘味処の名物、小倉クリームホットケーキ５８０円。パンケーキはどら焼きの生地に近く、たっぷりの餡と大きなアイスクリームが載り、和菓子感覚で、甘味の粋を堪能できる。値段もとても良心的。

松尾大社前にあるフルーツパーラーのフルーツパフェ８００円。新鮮な何種類ものフルーツにバニラアイスと少々の生クリームが載り、フルーツパフェというよりフルーツ盛り合わせという感じだが、その勇姿と美味しさにテンションが上がる。

新京極の横丁にある中華料理店の名物メニュー龍鳳撈麺（カラシ入そば）７００円。練り辛子を絡めた麺に鶏のうま煮がたっぷりかかったもの。辛子のつんと来る刺激とまろやかなあんかけがマッチしたＢ級グルメ。

嵯峨野の清涼寺門前にある、京都を代表する豆腐屋の嵯峨豆腐１パック４１０円と飛龍頭（ひろうす）１個２０５円。とろっとした豆腐はシンプルに湯豆腐で、百合根が山ほど入った飛龍頭はダシをきかして薄味で葛あんかけにするといい。

ＪＲ福知山駅前にある洋菓子店が出す、箱入りの和のモンブラン１２９６円。スポンジとカスタードと生クリームの層の上に丹波栗のそぼろをたっぷり敷き詰め、日の丸弁当風に仕上げた栗の季節限定の名品。４〜５切れ分あり、むしろ安い。

近江牛の炭焼きをメインにした和食屋がランチに出す近江牛柳川丼５００円。和食の基本を押さえた味付けで、この肉質をワンコインで頂けるのは超穴場。１００円増しで大盛りにするのが推奨。

桂の住宅街にある、知る人ぞ知る抹茶洋菓子店の抹茶シュークリーム１個１００円。抹茶シュークリームとしては最も抹茶が濃いレベルで、食べると頭がすっとする。かなり苦いので大人向け。

高木珈琲店の特製プリン、ホール４０００円。焼いた容器のまま売られ、木蓋が付く。写真は容器から崩れないように出したもの。サイズ２２センチ、子供の頃の夢が叶うプリンだが、味は濃厚でやや大人向け。店では１０ピースにして出す。

室町高辻にある天ぷら中心の和食店が出す、こだわり卵の天ぷら定食９００円。玉子の天ぷらに玉子ご飯という玉子尽くしのメニューで、小ぶりだが濃厚な美味しい玉子を使ったゴージャスなＴＫＧ。限定１０食。

綾部駅前にあるお好み焼き屋の梅焼きそば６６０円。地元の和木梅の梅干を使った和風の焼きそばで、ご当地グルメ化を図っている。酸っぱいぐらいの仕上がりが面白い。梅の味を楽しむには紅生姜が余計だが、さっぱりしていて締めにいい。